沖縄の夕日沖縄の海に沈む夕日は
なんと美しいことか。
などと感傷に浸ってしまうのでありますが
行政視察で行くと
観光入込数はどのくらい?とか
雇用はどのように?とか
余計なことを考えてしまいます。

日程は11月11日〜13日。
沖縄名護市と石垣島を2泊3日で見て回りました。

ちょうど知事選がスタートした日に沖縄入りであります。
(選挙カーも走っていました)

地方に行って感じることは

市の税収(市民税+固定資産税)に国からの地方交付税で
その地域が成り立っている。

国からの地方交付税が多いところ=自身の税収だけでは予算が組めない
はずなのに、
交付税が多いところの方がなぜか立派な施設が多い。

交付税を使って(国の補助金)いろんな政策を実施していること。

などでありますが
名護市などはこれに基地があることによる交付金まであるんですから
市の収入的にはうらやましい限りです。
(基地があることの是非には触れませんが・・・)


沖縄はインターネット回線のインフラが
全国でも早く整備されましたので
これを利用した企業誘致にいち早く取り組んでいます。

(市原はいまだISDNが多いのであります)


ネット証券、ネットの通信販売、コールセンターなど
都市に立地しなくてよい分野はたくさんあります。

沖縄では
こうした企業に対して
格安のビジネスセンターを作り、
居住用の住宅地開発を誘導し、道路、上下水道を整備する。

そこから雇用を生み、人口増と宅地化による固定資産増を図るという狙い。
さらには労働世代=子育て世代の増加による
消費拡大にもつながっていくという循環を生もうとしています。

沖縄に行かれた方はよくご存じの
オリオンビールの製造工場がもとから名護市にあるそうですが
こちらの雇用が約150人。
セメントの製造工場(大きく山を崩していました)
の雇用も150人規模だそうですから
10人を雇用するコールセンターが10事業所入居すると
その雇用効果は大きな比率になります。
(実際にはもっと多くの雇用が生まれているそうです)

地元の県立高校にはビジネス科があったり、
近隣で設立した大学があったり、
国立沖縄高専もあったりで
人材の育成にも熱心でした。

需要と供給、鶏と卵の関係ですが
地元で育成した人材が地元で就職できる体制づくりが
両立している事がうらやましくあります。

そういえば工場がたくさんある市原市に
工業高校がないのが不思議だったなんてことも
改めて思い出したりしました。

トータルの政策をカバーしている事と
説明にあたった担当者(女性)の熱意に感心した事例でした。

圏央道が走る市原市南部には
安い土地があり、
仕事の都合で流失する若い人材があり(だから過疎なのである)
ama●z●nだって楽●だって流通センターを作っても
光回線さえあれば
断然有利なのだろうけど
それには
センター用の土地の手当てや
社員用の住宅(空き家はいっぱいありますが)
コーディネートする熱意ある担当者が必要なのだろう。

などと感じてしまうのでありました。