アート2018春市議会議員なもので
特に、芸術祭による地域活性化を主導してきたと自負するだけに
少し辛口になってしまうかもしれません。

ご容赦を願っておきます。

まず標題。

「アートいちはら2018春」となっております。

第一回目(2014)の中房総国際芸術祭 アート×ミックスのプレイベントは
前年の秋に
「アート漫遊」という表題で開催されました。
若手のアーティスト数名が地域に入り、地域の方たちと作品作りを始めました。
本当に手さぐりです。

私も地元の作品作りのお手伝い(冷やかしともいうが)をさせていただきましたが
地元の人が作家に
「飯用意したから食ってけ」とか
「アニィ、これから東京に帰ェる?おせぇんだから泊まってけ」
なんて言うやり取りも見られ
作家と地域住民がともに作り上げる芸術祭という狙いの萌芽を感じたものです。

そして国際芸術祭「いちはらアート×ミックス」という名称も決まり、
そのあとのプレイベントは
確か 私の記憶が正しければ
アート×ミックス春とか秋とか言っていたと思うのでありますが
今回は アートいちはら になっている。

方向性が標題に現れるとするならば
どこに向かっているのか?
考えすぎか?

何しろ、1回目は 中房総国際芸術祭として名称に国際が入っています。
外国からのアーティストも参加しているから国際なんですね。

2回目は国際が抜けています。
予算の都合で国際をつけられなかったんです。

中房総という名称も
最初は 南房総に並ぶ総称として周知定着を目指したのでありますが
新潟や瀬戸内ほどの爆発的な集客に至らず
何となく尻切れトンボ的な流れになってきています。

では、芸術祭で地域はどうなったのかというと・・・

第1回目は
正直、お土産として売るものがなかったといえば言い過ぎかもしれませんが
名物がなかったもので、
地元産物を作家さんを交えて、
パッケージなどをデザインしてもらいながら商品開発をしました。
それはそれで芸術祭らしくてよかったのですが
地域経済の活性化までにはつながらなかったかもしれません。

3年後の第2回開催では
商工会議所さんで 3年の間に 「国府ブランド」として推奨する商品開発が進み
お土産の商品が増えてきました。
流通も仕組みづくりが進んで、
第3回の開催に期待大の体制ができつつあります。

芸術祭を始めてから、タイミング的にそうかもしれませんが
テレビや映画の撮影に使われることが増えました。
芸術祭のおかげとは言いませんが
小湊鉄道さんのトロッコ列車や駅前逆開発などは背中を押したのは確かでしょう。
地域の直売やテント物販などが増えてきたのも
芸術祭効果といえると思います。

こうした効果を3年後につなげて発展させることが行政の仕掛けだと思います。

有難いことに、チバニアンというインパクトもいただきましたので
点であった観光拠点が
エリアで開催される芸術祭と南市原ならではの魅力が面につながる方向になっています。

ここに湖畔美術館や地元の飲食店などを有効に使う発想が求められてくるでしょう。